メモを取るだけで良くなる第一印象

初めて職場に出る看護師にはわからないことだらけであり、必要なときに必要なことをその都度教わっていこうという考え方が大切になります。
一度に全部を教わって覚えられる人はなかなかいません。
わからないことはその場で聞いて覚えていくという学ぶ姿勢が重要になるのです。

しかし、そのためにはいつでも教えてもらえる人間関係を作っておくのが不可欠であり、第一印象の時点から学ぶ姿勢があることを誰もに伝えておくことが大切です。
看護師の先輩だけでなく、付き合いができる医師や他の医療スタッフの誰もにその印象を与えておくのが重要になるでしょう。

常に気を使って学ぶ姿勢があることをアピールするのは大変ですが、ちょっとした行動をするだけで学ぶ姿勢があると理解してもらえるようになります。
初めて会うときには必ずメモ帳を片手に訪れて、どのような些細なことでもメモを取るようにしましょう。
教わったことをメモして忘れないようにするという姿を見せると、自分が教えたことを覚えようと努力していると理解してもらえます。
教える側の医療スタッフも忙しいので何度も同じことを繰り返し言いたくないのは確かです。

一度言ったことはしっかりと覚えようとしている第一印象を与えるだけで、それからもずっと教えてくれるようになる可能性が高まります。
たまに忘れてしまってもいつもメモを取って努力している看護師だからというので妥協してもらえることも多く、教えてもらいやすい状況を生み出せるのです。